アジアで即席麺市場が頭打ちとなり、メーカー各社が新機軸を競っている。タイの最大手、タイ・プレジデント・フーズ(TF)は生タイプの商品化を視野にラーメンレストランに参入。ベトナムでは最大手エースコックがカップ商品を切り開こうとしている。人口増を追い風に拡大が見込まれていた市場だが、軽食の多様化などで即席麺離れが進む可能性もあり、各社は刺激策を探る。