ブラジル上院は8月31日、5月から職務を停止されていたジルマ・ルセフ大統領の弾劾裁判で、正式に大統領を罷免しました。これを受け、リオデジャネイロ五輪の開幕式に「国家元首」として出席するなど大統領代行をつとめてきたミシェル・テメル副大統領が、晴れて大統領に昇格しました。ルセフ氏の与党である左派の労働党は、13年ぶりに政権の座から転落したのです。