キヤノンは26日、2016年12月期の連結業績予想を下方修正し、売上高が前期比7.4%減の3兆5200億円、純利益は同18.3%減の1800億円になりそうだと発表した。円高が重荷となり収益を圧迫する。国内製造業にとっては逆風だが、御手洗冨士夫会長は製造の「国内回帰」の方針を堅持する。勝算はあるのか。