九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)で、原子炉に燃料を入れる作業が7日始まり、再稼働への工程は最終段階に入った。九電は「社員一人一人がスポークスマン」というスローガンを掲げ、南北600キロもの鹿児島県内を、社員が奔走し、原発の安全対策を住民に説明してきた。(九州総局 高瀬真由子)

「自治会や地域の集会があれば、たとえ少人数でもできる限り足を運び、コミュニケーションを取るよう重視してきた」